パーソナル3Dプリンタは、PCからの制御で動作するタイプと、造形データをSDカードやUSBメモリなどから読み込むことで3Dプリンタ単体での動作(スタンドアロン動作)が可能なタイプに大別できる。

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前者は、造形中ずっとPCの電源を入れておく必要があるのに対し、後者は、PCとは独立して動作するため、その必要はない。スタンドアロン動作の方が気軽に造形できるが、PC接続タイプは設定や造形の進行状況などをPC画面で確認できるというメリットがある。

PC接続タイプは、インターフェイスとしてUSBを使うものが多いが、無線LAN経由での接続に対応した製品もある。スタンドアロン動作が可能な製品の多くはPC接続にも対応しているので、設置場所や目的に応じて、使い分けられるという点では、スタンドアロン/PC接続両対応の製品のが便利であろう。ただし、両対応製品は価格が高めだ。