SCOOVO C170の最大造形サイズは、175×150×150mmで、パーソナル3Dプリンタとしては大きい方だ

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業務用3Dプリンタは、冷蔵庫やタンスくらいの大きさのものが多いが、パーソナル3Dプリンタは、デスクトップ3Dプリンタと呼ばれることもあり、その名の通り、机の上に気軽に設置できるサイズである。そのため、業務用3Dプリンタに比べて、造形できる最大サイズは小さい。

大きな物体を1度で造形しようとすると、出力時間がかなり長くなってしまい、途中でプラットフォームから剥がれてしまうなどのトラブルも起きやすくなるため、大きな物体を造形する場合は、いくつかのパーツに分割して出力して、後で合体させることも多い。しかし、最大造形サイズが大きい方が3Dモデリングの自由度は高くなる。3Dプリンタで、何を作りたいのかによっても、必要な最大造形サイズは変わってくるが、同じくらいの価格帯なら、最大造形サイズの大きな製品を選んでおいた方が潰しが効いて便利であろう。