3D CADソフトや3G CADソフトといっても、無料で利用できるソフトから、数百万円する業務用ソフトまでさまざまなソフトがあるが、パーソナル3Dプリンタで造形するために3Dモデリングを行なうことが目的なら、高価なソフトを使う必要はない。

パーソナル3Dプリンタでは、それほど大きな物体を造形することはできないし、複雑な機構を設計する必要もないからだ。

以前は、無料の3D CADソフトはそれほど多くはなかったが、最近は、オートデスクの「123D Design」、Trimbleの「SketchUp Make」、RSコンポーネンツの「DesignSpark Mechanical」といった、無料で利用できる3D CADソフトが充実してきた。これらのソフトをとりあえず試してみて、自分が使いやすいと思ったソフトを使ってみるというのがお勧めだ。
その他3D CADソフトは
DraftSight

入門向けの3D CGソフトとしては、Blender Foundationの「Blender」、N.Ishizaka氏が開発した「StoneyDesinger」など
その他
Wings 3D

有料ではテトラフェイスの「Metasequioa 4 Standard」(5,250円)やイーフロンティアの「Shade 3D Basic」(ダウンロード版は9,000円)などがお勧めだ。

ここで紹介しているソフトは、全てSTL形式での出力に対応しているので、3Dデータ変換ソフトなどを使う必要がない(STL形式での入力は、123D DesignとShade 3D Basicのみ非対応)。